誰もが参加できるインクルーシブ運動会を目指して!
「吉祥院学区民体育祭ボッチャ大会」を10月2日に開催
~コロナ禍の今、スポーツの力で地域の活力と健康を生み出します~
【インクルーシブ運動会】の面白さとは?
この大会は、京都市が長年続けてきた学区民体育祭を、withコロナの今、できる形式に変えたものとなります。当研究所は、吉祥院体育振興会、地元企業、京都障害者スポーツ振興会、同志社大学学生らと競技内容を企画検討してきました。この度、車椅子ユーザー、視覚障害者らと地域住民(5歳から86歳までの18チーム)が一緒に競技を楽しむインクルーシブ運動会「吉祥院学区民体育祭ボッチャ大会」を開催いたします。
インクルーシブ運動会の楽しみ方と面白みは、障害のある方もない方も一緒に楽しめるように、その場その場でルールを話しながら決めていきます。障害のある選手たちも、おひとりおひとりの障害が違うため、各コートごとにルールが異なってくることも予想されます。試合後、どんなルールを作ったかを発表し合うことも、楽しみの一つです。
1. 創設の背景
現在、研究所代表は、地域の体育振興会会長として活動しながら、同志社大学大学院に進学し、地域エンパワメント研究を実践中です。大学院の授業を一緒に受ける障害のある学生(頸椎損傷の車椅子ユーザー、視覚障害者)らに、地域インターンシップとして地域に来てもらい、住民とのボッチャ体験を重ねてきました。この度、「吉祥院学区民体育祭ボッチャ大会」開催を、スポーツを通じた地域共生社会実現の契機にします。
2. 吉祥院体育振興会の事業
スポーツを「知育・徳育・体育」の三本柱で展開し、高齢者の介護予防を積極的に組み入れた運動会競技など、多世代交流スポーツを行っています。(昨年度は、GPSアートウォーキングを開催し、京都市健康長寿いきいきアワードのスタートアップ賞を受賞)。
地域の病院、福祉施設、地元企業と協働で健康プロジェクトを発信しています。
3. 本大会の内容
5歳から86歳までの18チームがエントリーし、大会役員含め、75名が楽しむ区民運動会となります。障害者選手が使う「ランプ」という補助具を地元企業が制作し、地域活性化の動きも出ています。
4. 日時と場所
日時:10月2日(日)/13:00~(雨天も開催)
場所:京都市立吉祥院小学校体育館
5. 本件に関する問合せ先
地域コミュニティ・ケア研究所( https://sports-kaigo.com/ )
代表: 西堀 正
MAIL: info@sports-kaigo.com