今日は同志社大学大学院の仲間も誘って、一緒にわがまち吉祥院を歩く会。
車椅子参加の方は、車椅子バスケットボールの選手。我々が押すのも大変な坂道も、自分で登れるくらい体力のある方でした。
視覚障がいの方は、初めて来た地域なので、ガイドしながらウォーキング。
お二人とは、同志社大学大学院ソーシャル・インクルージョン研究で知り合ったのが最初。授業課題「中途障害になっても働き続けるために必要なこと」を一緒に考えてきた当事者の方々。
今日は、障がい者目線から、地域(外)を歩行する際の注意点、介助の仕方なども教わりながら地域の人も誘って一緒に歩きました。
車椅子を自走する箇所・介助ありの箇所・ガイド体験などをみんなで交代し合いながら、あっという間の1.5キロを楽しく完歩。
GPSアート作品は、車椅子を図案にコースを考えてみました。
当初の目的は、バリアフリー、車椅子目線のアセスメント力を身につけることでした。そこに、視覚障がいが加わったことで、改めて気づかされたことがある。
「落ち葉がたくさんあるところは音がして楽しかった」「今日は鳥の声がよく聞こえるね」と感想を仰っていただいた。
歩いたコースは、ガタガタした道路、砂利道、神社の境内、清掃が追い付いていない落ち葉がたくさんある道路も含まれます。これらの箇所は、確かに車椅子にとっては少し通りにくい箇所でした。でも、視覚に障害のある方が何を感じながら今日の散歩を楽しんでおられるのか、今いるこの場所を何をもって感じておられたのかを、教えていただく機会となりました。
参加者のみなさん。ありがとうございました。今度は、私が皆さんの地域に行って、五感をフルに使って散歩してみたいです。